tanning salon BRONZE / タンニングサロン ブロンズ

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スタッフブログ / ブロンズ柏本店

6.赤外線・可視光線・紫外線

地上に降ってくる生命体にとって不可欠な波長には赤外線

色で見ることのできる7色の可視光線そして紫外線があります。

赤外線ほど波長が長く、紫外線ほど波長が短くなります。

また波長が短いほどエネルギーが強く、

例えば紫外線の波長は可視光線の赤色の波長の2倍のエネルギーがあります。

波長を表す単位はナノメーター(nm)やミリミクロン(mμ)を使います。

このふたつは同じ長さで、100万分の1mmです。

赤外線        700~
赤           625~700
橙(オレンジ)    595~625
黄           570~595
緑           495~570
青           440~495
藍           410~440
紫           380~410
紫外線        ~380

この数値には書物によって多少誤差があります。

赤外線にも近赤外線、中赤外線、遠赤外線があります。

同じように紫外線にも近紫外線、中紫外線、遠紫外線があります。

「近」とつくのが一番可視光線に近い波長、「遠」は可視光線の波長から遠い波長、ということになります。

「遠」のつく遠赤外線はほんのわずかに地上まで来ます。

一方の遠紫外線は地上まで来ていません。

中紫外線もほとんどがオゾン層で遮断されています。

今問題になっているのが、この中紫外線です。

オゾン層が破壊され、今まで以上に降ってくる危険が叫ばれています。

紫外線は全体の日差しの1%ですが、ほとんどが近紫外線(UVA)です。

赤外線と可視光線が約50%ずつです。

 

生命体にとってこれらの波長はすべて不可欠の波長ですが、

波長の長さによって人間の健康への役割の仕方が違います。

波長の長いものほど物理作用が強く、波長が短くなるにしたがって化学作用が強くなります。

また波長の長いものほど透過力があり、赤外線は体内15cmまで入るとされています。

波長が短くなるにしたがって透過力がなく紫外線は0.5mmです。

人の健康に対する役割では赤外線は一番影響力が小さく、限定的ですが、

可視光線や紫外線は決定的に重要な役割を果たしています。

 

赤外線の主な役割

 

鎮痛効果・体温の維持・血行促進

鎮痛効果

カーボンアーク灯が放射する赤外線は温熱作用があるため、

鎮痛効果があり、三叉神経痛、後頭神経痛、肋間神経痛などに応用されている。

その他の痛みの軽減に効果が高い。

 

体温の維持

温泉の湯番をしている人の間では、昔は42度を保っていたが、

現在では40度の温水にしないと入浴できないという。

別に高い温度が良いというわけではないものの、環境の変化を見ても、住居、衣服、栄養、

運動からは考えにくく、日照不足による体温の低下が原因している可能性がある。

ゴルファーやキャディさんに体温が高い人が多いと言われるのも、日光に当たる機会が

多いからと思われ、体温を上げてくれるのは主に赤外線とされている。

 

血行促進

赤外線には深部温熱作用があるため血流を良くする効果がある。

そうした温熱作用がある反面、熱が出て体温が上昇したときには、

逆に常温に戻そうとする生体恒常性を高めることも知られている。

赤外線は透過性が強いため捻挫のような深部の損傷に対しても、

血流を促進することで治癒を早める補助的な役割を果たすことが出来る。

 

可視光線の主な役割

可視光線    視床下部 → 自律神経系 / 内分泌系

光の20%が脳に到達する眼という受容体

可視光線=色の波長


特定の色が特定の症状に対して、驚くほどの効果を与えることがあります。

偶然か必然かが問われていくのでしょうが、劇的なものは偶然とは思いにくいものもあります。

たとえば数例をのぞいてみましょう。

眼科医の事例

25年間にわたって視力が悪く、悪化していた人で、目の前の指数本がぼやけて見えるほどになっていた人に対し、

特定の青緑の光を毎日20分見せただけで、4日後には視力が回復。

11日目 気持ちが高揚し、気分もずっと良くなり、身の回りのものを見始めた。

21日目 6メートルの距離から10cm角の文字が読めるようになった。



色のホルモンへの影響の研究

ビタミンCの発見でノーベル賞を受賞したアルバート・セント・ジェルジ博士は

「エネルギーの処理に関わる酵素とホルモンの多くには色がついており、光に敏感であることを発見した」

としている。

1979年マルティネクとべレジンは

「ある酵素系が体内の生物学的な活動を効果的に統制するのに、光と色が大いに関わっていることを発見した」

「特に①光の色によっては体内酵素の働き500%も向上させるものがあること 

酵素の反応速度を増したり、活性化あるいは不活性化させたり、

細部膜を通る物質の移動に関与したりできる色があることを発見した」としている。


また別の実験結果では、

「可視光線の波長の平均値は500nm(ナノメーター)。

そしてほとんどの細胞には細胞膜の外にこれと同じ長さの基質がある

細胞膜内にある糖たんぱく質の一部が可視光線帯の電磁エネルギーに共鳴を起こしていると推測される。」

としている。



光受容体としての眼

19世紀のハンガリー人医師イグナツ・フォン・ペクツェリは虹彩学(イリドロジー)

という今日の臨床科学の基礎を築いた。

眼の虹彩が文字通り体の縮図であることを発見した。

*病気の診断が出来るとまでは主張していないが、虹彩の様子から

体の組織全体を評価し、損傷があれば病気の前兆だと受け止めている。


1989年「私たちの自助モニター・眼」(ソビエト・ライフ・マガジン)でロシアの科学者は

高感度のビデオカメラで彼らが開発した虹彩学の所見と実際の体との間には

150の評価項目において100パーセントの相関があることを突き止めた。


光受容体としての眼の構造

一つの眼は1億3700万個の光の受容体を持つ。

眼と脳は体重の2%だが、体内に摂取した栄養の25%を必要とする。

眼だけで心臓の約三分の一の酸素と、手足の動きに必要な関節包の10~20倍のビタミンCと、

体内の器官のうちでは最大量の亜鉛(知能の働きに必要な物質)を消費する。

眼は人体の感覚受容体の70%を含んでいる。

人間が一生かかって得る情報の約90%は眼から入ってくる。(盲人は例外)

毎秒30億個のメッセージのうち20億個は眼から脳に伝えられる。


近代科学では眼を精神に通じるものと見なし始めている。

眼の色と行動との関係ー眼の色の変化に伴い、脳の異なった領域が刺激を受けて人格や行動に影響を及ぼす。


別の科学者グループは視覚障害と精神病との間に強い関連があることを発見。

■視覚に問題があるのは全人口の9%にすぎないのに、うつ病、精神分裂症、

アルコール依存症に悩んでいる人の66%に視覚障害が見られた。



眼は栄養素である光をどのように使うのか?

片目にある1億3700万個の光受容体のうち1億3000万個は杆状体(かんじょうたい)、700万個は円錐体。

円錐体は主に日中に機能し、照度が高い時の視力や色の識別に関係する。

杆状体は主に夕方に機能し、照度が低くて色がはっきりしない時の視力や眼の動きに関係する。

これらの受容体は光を電気的刺激に変えて時速375キロの速さで脳に伝達する

脳のいくつかの経路を辿る。

視覚皮質へ行ってイメージをつくりあげたり、脳の視床下部に行って活力機能に影響を与える。

 

 

視床下部に到達した可視光線の役割

目から入った光はどう作用するのでしょうか?



目から入る波長は可視光線です。

そしてホルモンにはそれぞれ特定の色に反応することがわかってきました。

その統制役をするのが視床下部です。


視床下部は身体全体の運営に対して指揮を取ります。

光を受取って、その情報で指示を出す指揮官です。



自律神経系

眼から光エネルギーを受け入れた視床下部はまず自律神経に作用します。

ひとつは交感神経を刺激してホルモンの分泌を促し、

他方は副交感神経を制御してホルモンの分泌を抑制します。

つまり視床下部は光を受けることによって自律神経系が円滑にバランスよく作用する手助けを行ないます。

さらに視床下部は感覚器官が得た情報を受取り、また自律神経からの情報を受取ります。

視床下部の制御機能は自律神経、エネルギーバランス、体液のバランス、

体温調節、活動と睡眠、循環と呼吸、成長と成熟、生殖、情緒のバランスに及びます。



内分泌系

視床下部は脳下垂体や松果体に刺激ホルモンの出すタイミングを光からの情報をもとに指示します。

(ホルモンの制御)

一般に内分泌系は生命維持に必要な新陳代謝のみならず、細胞内の化学反応の速度変化も統制する。

その際ホルモンが直接血液中に分泌されてからだの各部を回り、伝達内容を解読できる特定の細胞に影響を与えます。

内分泌系を構成する腺は、脳下垂体、松果腺、甲状腺、副甲状腺、胸腺、副腎、すい臓、生殖腺。

脳下垂体は「主腺」と呼ばれ、体内のホルモン分泌のほとんどを制御して、

体の要求に応じて分泌量を見積もり、再調整を繰り返します。

脳下垂体はふたつの部分に分かれ

<脳下垂体前葉>甲状腺、副甲状腺、睾丸、卵巣、乳房、長骨、筋肉、内部器官の成長

<脳下垂体後葉>乳腺、腎臓に影響を与えます。

この脳下垂体の分泌にかかわる決定は視床下部で行われています。

松果体も光で活性化された情報を眼から視床下部を通して受け取る。

視床下部から受けたメッセージを利用して強力なホルモンであるメラトニンの分泌時期を決めます。

松果体は、人間の機能のあらゆる面で大きな役割を担っています。

生殖機能、成長、体温、血圧、筋肉運動、睡眠、気分、免疫系などに与える影響が実証されている。また長寿の因子とも言われています。



今日までに体の100の機能が日単位のリズムを持っていることが確かめられています。

24時間ごとに1サイクルが終わるようにプログラミングされています。

このリズムをもった機能がお互いに連携するためには太陽に当たることが必要とされるのです。


目から入った光は視床下部を通して可視光線を受け取り、自律神経、脳下垂体、

松果体に指令を出し、制御し、身体全体のバランスとリズムを作っているのです。

この身体の自然なリズムは光線を受ける以外には不可能なのです。

 

色の治療

新生児重症黄疸に青い光か太陽光線と同じフルスペクトルの光線

リウマチなどの関節炎に青い光

偏頭痛などに赤い光

うつや不妊症の人に赤い光

 

ガーダリー 色の治療家

治療において

緑色またはそれに近い色(レモン色、青緑色)は必ず含める


長引く不調にはレモン色(緑と黄色が半々

急性の症状にはトルコ石色(緑と青とが半々

心臓や循環器系や生殖系は紫色深紅色赤紫色紫色は活動過多の時、深紅色は不活発の時、赤紫色はバランスを取る時

無気力の時にはレモン色(緑と黄色が半々)とオレンジ色(赤色と黄色が半々)を併せて使う。

感覚が麻痺している場合は無気力で使う色に赤色を加える。

藍色は痛み、出血、膿瘍を伴うあらゆる症状

 

色によるストレス解消

光による心理療法ーニューヨーク州スカスデールの精神科医リチャード・フレンケル博士

人間のストレスの治療のために色の研究を続け、診療に利用。

「ストレスは心の中で色として符号化される」という仮説を立てた。

患者がさまざまな色(赤、オレンジ、黄色、緑、紫、白、茶色、灰色)にどのように反応するかを調べる。

そしてストレス反応のある色をを見る(着色されためがねをかける)ことで、打ち消される。

手法

色とりどりの電球に囲まれた鏡の前で、過去の痛ましい記憶がほとばしり出たら原体験を思わせるような徴候が体に出ることもある。

心のストレスを取り除くと病気を減らすことが出来る。人間の創造性を解き放つことも出来る。

不安、憂鬱、恐怖、偏頭痛、自殺、コンピューター使用に伴う疲労、肥満、麻薬やアルコール常用などの抑制に高い成功率

国連でも発表された。

 

 

紫外線の主な役割

紫外線ビタミンDカルシウム

紫外線ビタミンD免疫応答

紫外線ヒスタミン、キニン、プロスタグランジン、プラスミン

 

紫外線ビタミンD3(コルカルシファロールというホルモン)血清カルシジオール(肝臓)活性型ビタミンD3(腎臓)

活性型ビタミンD3

カルシウムほかミネラルの高い吸収率を維持させる

カルシウム濃度  骨:血液=10000:1   血液:細胞内=10000:1 

免疫機能を高める

単球をマクロファージに変える

白血球を活発にする

③細胞活性化


紫外線

*ヒスタミンをつくる  毛細血管を拡張する

*キニンをつくる    血管透過性を高める(血管の網の目の修理)

*プロスタグランジンをつくる   血液の流れの促進、胃の粘膜

*プラスミンをつくる  血中たんぱく分解酵素 

*瞬間に遺伝子を傷つける(UVB)ことで、身体が活発になり、次の瞬間、

傷ついた遺伝子は修繕されると同時に抵抗力がアップする。  

 

 

活性型ビタミンD3の役割

動物はビタミンD3、植物はビタミンD2

一番栄養が豊富な母乳でさえ、ビタミンDだけは不足しており、赤ちゃんは日光に当たって得るしかない。

錠剤で飲むビタミンDとは異なり、それらの過剰摂取は危険。

ちなみに植物はビタミンD2で、動物はビタミンD3を必要とする。

D2は人間にとってD3の1000分の一の効果しかない


ビタミンDの生成

紫外線が皮下脂肪の中の「7デヒドロコレステロール」に当たるとビタミンDに変化する。

そしてそのビタミンDが肝臓と腎臓で代謝されて「活性型ビタミンD」になる。

*紫外線に当たって余分に出来た分のビタミンDは脂肪の中に蓄えられ、小出しに使われる。


カルシウムの吸収「ビタミンDは生命にかかわるカルシウムの量とバランスを調節する」

ミネラルの中でもカルシウムだけは量が限定され、多すぎても、少なすぎても

身体に支障をきたすため、一日に実際に吸収される量は決まっている。

通常一日に吸収される量は150~200mg。成長期の子供や妊婦は350mg吸収される。

カルシウムはイオン化された食べ物や牛乳などで摂取するのがよく、吸収がスムーズ。


カルシウムのバランスは一定に保たれる必要があるので、そのために色々な活動が体内で行なわれている。

カルシウムの正常なバランス構成

骨:血液=10000:1   血液:細胞内=10000:1

血液内のカルシウム濃度が上昇しても下がっても人は死ぬ。

このため、常に濃度をチェックしているのが副甲状腺。

活性型ビタミンDにより

①「ビタミンD依存性カルシウム結合タンパクを小腸の粘膜に作る。

②小腸粘膜上皮細胞(栄養を吸収する細胞)の細胞運動を活発にする。

小腸粘膜上皮細胞は24時間に一回入れ替わっており、

細胞運動を激しく行なうが、、それには活性型ビタミンDが不可欠。

*活性型ビタミンDがその人に必要な一日のカルシウム量に応じたレセプター

(結合蛋白)をつくり、それとくっつかないと吸収されずに排泄されてしまう仕組み。

これによりカルシウム吸収の一定量が保たれる。



細胞活性化

臓器は常に代謝が必要。

ひとつの細胞が細胞運動を活性にするには活性型ビタミンDが必要。

(例1)

すい臓のランゲルハンス島にあるベータ細胞の細胞運動が活発になってインシュリンが出る。

ところが、カルシウムの代謝が悪く、ベータ細胞にカルシウムが正常より多く入っていると、

電気信号が悪くなりインシュリンが出にくくなる。

(例2)

免疫細胞はカルシウムが真空状態にあり、カルシウムが入ってくると電気が起きる。

(例3)

動脈には中膜に平滑筋がある。血液中のカルシウムが筋肉細胞に入ると収縮する。

カルシウムが入り過ぎるとセメント状になる。(動脈硬化)


一定のカルシウムが吸収できなかったら

(食べなかったり、ビタミンD不足で吸収率が悪かったり)どうなるか?

血液中のカルシウム濃度が下がるため、緊急事態として副甲状腺ホルモンが破骨細胞を使って

骨からカルシウムを取って、血液にまわすことで、濃度を維持する。

しかし、これを繰り返していると骨がカサカサになって骨粗しょう症になる。

骨粗しょう症は成人病の引き金になるといわれる。

またこれが繰り返されることは、血液に逆にカルシウム濃度が高まる危険を生み、

ひたすら、カルシウムは血液から外に追い出され、細胞間にたまっていくことになる。

(細胞内に入って遺伝子を傷つけることもあり、また細胞間を移動することもあるが、いずれにしろ良くない状態)

たとえば、このような状態になるとカルシウムが細胞内に入りすぎて、10000:1のバランスが崩れる可能性がある。

そうすると電気信号が鈍感になる。

つまり、普段何かを目で見て判断するとか、内臓が正常に活動するための細胞分裂の活動などは

バランスが良いことで、無事に運営されており、カルシウムがメッセンジャー役を務め、

カルシウム1個が細胞に入った瞬間に波が起きて電気が走り伝達がスピーディに行なわれるので、

そのカルシウムが細胞内に入りすぎていると、カルシウムが1個入った時の振動が鈍くなってしまう。

高齢者が反応が鈍くなったり、心筋細胞の細胞分裂が鈍くなって心筋梗塞になったり、

動脈の平滑筋の筋肉細胞が鈍くなって高血圧になったり、動脈硬化になったり、という具合。


カルシウム濃度のバランスの10000:1が崩れると、元に戻すのに2年以上かかるといわれる。

崩さないためには、

①紫外線が皮膚に作るビタミンDを確保し続けること。日光に当たること。

 ②カルシウムを摂取すること

 ③肝臓、腎臓機能をこわさないこと(光線療法などを行い内蔵を健全化する)

カルシウムのバランスを正常に保つには日光しかない。

もちろん紫外線を含んだ日光のことで、紫外線に当たってビタミンDをつくらない限り無理なのです。

この際、UVカットは完全にビタミンD生成が遮断されてしまうので、注意が必要です。

 

免疫応答

免疫=白血球

好中球   免疫の50% 

好酸球   

好塩基球  

リンパ球  免疫の25%~30%(75%前後がT細胞、5%~10%がB細胞、15%がNK(ナチュラルキラー)細胞)
      

 T細胞→ヘルパーT細胞=免疫応答を円滑にする
            

キラーT細胞=異物うを攻撃する。
       

B細胞→抗体をつくる
       

NK細胞→指示を待たず、自己変質や異物を攻撃する。

単球     炎症に集まってきてマクロファージに変わる。敵か味方かを判断。ひとつだけ食う。
       

敵を記録し、リンパ球(T細胞)に伝える。


NK細胞は単独で異物や自己変質のガンなどを攻撃するが、

ほとんどの白血球は免疫力を発揮する上で免疫応答のチームプレーを行なう。

まず最初に偵察隊であるマクロファージ(単球が変化したもの)が異物を見つけることから始まる。

マクロファージが見つけない限り免疫応答は起きない。

マクロファージは異物をひとつ食うことで、どんな異物なのかを測定してくれる。

ちゃんとリンパ球に情報を伝えるシステムが出来ている。

このマクロファージの情報をもとにB細胞がその異物の情報・形をもとに効果的な抗体を生産する。

マクロファージが発見し、情報を伝えてから一週間ぐらいで抗体が出来上がる。


乱暴な説明ですが、このようなシステムで免疫は活動を続けています。

リンパ腺が腫れるのは、そこで食い止めようとしているからです。


がん細胞は毎日数多く生まれているので、免疫の活動は一日たりとも休めません。

むしろ無菌状態は身体を弱くするだけです。免疫力の軍事行動をしているほうが機動力を上げます。

抗がん剤は正常細胞も免疫も殺してしまうので、免疫力がどんどん低下していきます。

また手術は切るので、炎症を起こし、そうすると血管内部に粘着液が増え、余計に繁殖する場所を増やしてしまう。

これに対しては血流を上げて流れを早くすると、がん細胞はなかなかくっつけず、流れているうちに免疫に食われる確率が高くなります。


紫外線が白血球を活発化

顕微鏡で見ると好中球は紫外線が当たることで動きが3倍ぐらい早くなります。食菌力が増します。

 

紫外線は身体に不可欠なものを皮膚につくる

ヒスタミン

皮膚にあるヒスチジンに当たるとヒスタミンに変わる。

ヒスタミンは毛細血管を拡張する物質

血液の流れは心臓→動脈→細胞→毛細血管→静脈→大静脈→心臓静脈

もし、毛細血管が縮んで血液の入りが悪いと、太い静脈や動脈に血液が集まってしまい、

心臓に返ってくる量も増え、大きく心臓が動き酸素が不足する。

毛細血管は血液をためる大事なところ。毛細血管が大きく開くと最大直径1mmまでになる。


キニン

血管は網の目になっており、透過性が重要。

網の目が小さすぎても養分が細胞へ行けなくなるし、大きすぎると赤血球が外に出てしまう。

キニンは網の目を良い状態にする重要な物質。


プロスタグランジン

血液の流れを促進させる物質であり、痛みの物質でもある。胃酸から胃壁を守る粘膜。

*痛み止め薬はプロスタグランジンを他の物質に変えてしまうので、痛みが感じなくなるが、これにより血流が悪くなる。

また胃の粘膜が弱くなり、胃潰瘍になりやすくなる。痛み止め薬に胃の薬が併用されるのはそのため。

胃も皮膚と同じでたんぱく質で出来ているので、強酸性がつけば穴が開いてしまう。

痛み止め薬を飲みすぎるとプロスタグランジンがばくなって胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる。

またプロスタグランジンは胃液をつくる能力もあり、消化を助けてくれる。

十二指腸を通って小腸の平滑筋に刺激を与えると、活発にぜん動運動を起こす。

胃の粘膜が薄くなると胃液が出来なくなり、便秘になる。便秘で停滞していると発ガン物質がくっついて大腸がんの危険が高まる。


プラスミン

血中たんぱく分解酵素

血管壁などのこびりついたたんぱく質を分解してくれる。

 

紫外線はガラスを通さない。ガラスに吸収されてなくなる。物に当たったらなくなる。

しかし、紫外線は海と雪に反射する。

海辺は上から下から反射するので、紫外線を取り込みやすい。

山は空気が澄んでいるので、やはり紫外線を確保しやすい。